Windows 8 は、これまで、いくつかのプレリリース版が提供されてますが、今度は、「Windows 8 Release Preview」
が、提供されました。これが正規版へ向けての最後のプレリリース版になるようです。これらは、開発途中のOSで、実行するには、不具合が生じても、自己責任で実行しなければなりません。
もともと、仮想PCにインストールするつもりですが、Windows 8を ダウンロードして、普通に実行してみました。
アプリケーションの互換性のチェックも終わり、ダウンロードの確認をしてますの表示、100パーセントに達して、
いよいよ、これからと言う時に、「アクセスが拒否されました。」の表示。数回試しても、結果は、同じでした。
ここからが悪戦苦闘、考えられる原因を調べ、設定を試してみました。その中で、はじめての試みもありますので、
記しておきます。 「DEP」、「PAE」、「PSE」 という頭文字で表記されるシステムです。
DEP:Data Execute Prevention(データー事故防止)は、ウイルスによるメモリ領域を書き変えられないように設定されたものです。これが、実行をを妨げる場合があるそうです。
「マイコンピュータ」を右クリックして、(プロパティ)を開き、(設定の変更)、(繊細設定)、(パフォーマンス)の(設定)、
(データー事故防止)と開き、
○重要なWindowsのプログラムおよびサービスについてのみ有効にする。のチェックをはずし、
○次に選択するものを除くすべてのプログラムおよびサービスについてDEP有効にする。にチェックを入れてみました。
そして、(追加)から、Windows8を選択してみましたら、これは逆に有効にしておかないと、いけない説明が表記されます。
また、あとから使う「VirturlBox」は、選択されました。
PAE:Physical Address Extension(物理アドレス拡張)は、32ビット版のメモリ活用容量を広げる
ためのようです。32ビット版のメモリは4GBの制限があり、それも、活用されるのは、3GB強とも言われてますので。
また、メモリを大幅に増やしても、64ビット並みは、ならないようですが。
私のパソコンは、2GBで、これは、まるまる活用されますので、実行する必要はないのですが、今後のために、
試してみました。(メモリに限っては、他の記憶域と違って、まるまる活用できるように少し上のせしてありますね。)
(すべてのプログラム)から、(アクセサリー)をクリックして、(コマンドプロンプト)を開きますが、こういうシステムを
変更するときは、アイコンを右クリックして、(管理者として実行)からでないと、拒否されます。
開いたら、bcdedit /set pae forceenable と書き入れ、Enterキーを押します。正常に変更できたら
次のように表記されます。
PSE:Page Size Extension(ページ・サイズ拡張)は、仮想メモリーのサイズを拡張することで、
この設定は、BIOSから設定します。後ほど。
ちょっと、本題とは、離れますけど、
一般にメモリーとよんでる。(物理メモリやRAMと表記されます。)この領域を非ページプールと言います。
それに対して、仮想メモリ(ハードディスク上に作られます。)領域をページプールと言います。
われわれが、
パソコン上で作業をする時は、少なめのメモリーと多めの仮想メモリを使ってます。この合わせたメモリをカーネルメモリ
と言います。
物理メモリが仮想メモリに対し、書き出し、再読み込み(スワップイン。スワップアウト)に使う最小単位(4KB)ブロックを
ページと言い、それが、ハーディスクに、物理メモリの1.5倍作られるそうです。それを、ページ・ファイルと言います。
物理メモリを足した2,5倍が、実質使用可能な、仮想メモリーだそうです。普通、最大値は、1.5倍から2倍に設定されてるようですが、できるなら、物理メモリを増やし、仮想メモリーの最大値を減らし、さらに仮想メモリーを使わない設定にしたほうが処理能力は、格段に良くなるそうです。(仮想メモリを使わないようにするには、別に、設定が必要です)その場合は、物理メモリに十分な容量が必要ですが。
本題にかえります。
Windows 8 を起動させるために、いくつか設定を変えてみましたが、どれも駄目で起動しませんでした。
気をとり直し、今度は、バーチャルPCで試してみることにしました。、ISOイメージのWindows 8 をダウンロードして、
フリーのソフトOracle VM VirtualBoxで、実行することにしました。
ソフトを開き、順序良く設定をしていくと最終的に上の画面が出てきます。このソフトは、ISOイメージをDVDに焼かなく
ても、実行できます。上のストレージという画面で、アップロードの要領で保存できます。これで設定を終え、あとは起動
するだけです。
結果は、起動出来ず、BIOSで、ホストのVT-x/AMD-V(仮想化支援機構)を有効にして下さいと
表示されます。LINUXのOSをインストールするときは、うまく行ったのですが。
BIOS画面で、これを見た記憶は無いのですが、開いてみることにしました。再起動させて、Windowsが起動する前に、
F2キーを連打して、開き(BIOS画面は、DeleteキーかF2キー,メーカーによって、ファンクションキーの指定に、違いが
あるようです。)ます。
BIOSの、どの画面からも確認できず、一度閉じて、確認、また開いて、すべての画面を開き、すべての項目を
クリックしてみることにして、繊細画面のCPUを開いたとき、Virtual・・・・・があったので、「使用する」に設定しました。
その結果無事起動しました。
最初に試みたダウンロードから始まる方は、なかなか、起動できません。十数年前に購入した古いパソコンでは、
すぐ起動出来たのですが、メモリの容量が少ないので、途中で止めはしましたが。
ISOイメージは、DVDにも焼いて、DVDドライブから、ローカルディスクCにインストールを試みました。
「スタートアップフォルダの初期化に失敗しました」のエラーが出ます。もう一度、試してみましたが、結果は同じでした。
ただ、DVDドライブに入れたまま、忘れていたところ、再起動したときに、偶然、起動し始めました。記入欄が表示
されたところで、Windows 7 を消さないようキャンセルしました。
こういう、試供版をインストールするときは、現在のOSを消してまでインストールしない方が良いです。戻したいときは、
リカバリしなければいけなくなります。
その点、仮想PCは、現在のOSは、そのままで、インストールすることができ、ハードディスクを、分割することなく、
複数のOSをインストールできます。
起動も、いったんシャットダウンすることもなく、ネットを開く感覚で、デスクトップ上で起動出来ます。シャットダウンも、
そうです。 仮想PCを開いたまま、もとのOSでの作業もできます。
ただ、仮想でも、固定のメモリーを設定しなければなりません。メモリーは容量に余裕をもて、増量してた方が良いです。
下の写真は、Windows 8 の最初にでるスタート画面です。その下は、デスクトップほか、開いてみました。
あとがき
今回は、Windows 8 を試す。と題して、仮想マシンとインストール後の、使い勝手や感想を主に記事にしようと
思いましたが、トラブル発生で、また、修復のための設定、変更が、主になりました。
付け加えの記事も、思い出したとき、書いておこうと記事にしました。結果、まとまりのない、記事におわりましたが、
私自身、復習を兼ねて、書いてます。IT用語も多く出てきて、教科書みたいで、面白みに欠けますが、設定の変更など、
忘れないうちに、出来るだけ細かく記録しておこうと思ってます。今後に生かすためにも。
なお、ここでの記事は、以前の記事と内容が重複する所がありますが、はじめての閲覧者でも、理解してもらえるよう、
そうしてます。
カテゴリーも細かく分けてます。トラブル等、あられたとき、参考に、開いて頂ければ、と思います。
また、このブログを開設するきっかけになった、修復と新機能導入の軌跡は、パーティションから、始まった、起動トラブル、そして修復、そのほか、新機能導入や試みをまとめてます。